ちょっとだけがんばってみる

ちょっとだけがんばってみる、というのが大事だなと思った。

 

朝、早起きするとか。明日着ていく服を寝る前に準備しておくとか。いつもより一回分多く腕立てするとか。

あんまり最近、「がんばる」ってことをしていなかった。

「がんばる」っていうのは、少し先の利益のために、いま、しんどいほうの道を選ぶっていうことだと思う。

だいたいいつでも、しんどいほうと、しんどくないほうの二択の岐路に立っている。ここに気付くこと、自覚的であり続けることがとても大事で、とても難しい。

ただ息をして立っているだけでも、少ししんどくて正しい道と、少し楽でわずかに正しくない道が、目の前に分かれているはずだ。

姿勢良く息深く、立ちながらにして瞑想に耽り功を練る……ことは、できるはずなんだけど。

 

なかなか、選べない。

たぶん選択肢は、大きく分ければ「しんどいほう」と「しんどくないほう」で二つなんだけど、ほんとはもっと細かく分かれていて、「めっちゃしんどい」のもあれば「ほんのちょっとだけしんどい」のもあるはずで、その、ほんのちょっとだけでいい。

 

そして、ほんのちょっとだけ、のほうを選んだら、心の中で自分を褒めてあげて、誇らしく思ってあげる。

ほんのちょっと、でもしんどいほうを選べた、って実績が次の選択を後押しするはずだから。

 

①二択に気付く

②ほんのちょっと、しんどいほうを選ぶ

③誇らしく思う

 

こういうふうにして、たとえば一週間だけ、がんばってみようと思った。